介護福祉士など介護と福祉の資格

盲導犬訓練士の資格について

盲導犬訓練士の正式名称は、「盲導犬歩行指導員」といいます。

 

道路交通法において、視覚障害者は、白い杖を持つ、
もしくは盲導犬を連れていなければならないと定められています。

 

ですが、その盲導犬を訓練する人、そして育成する盲導犬訓練士は、
個人に付与される資格ではなく、
国家公安委員会によて指定された法人(盲導犬訓練施設)に
所属する事によって与えられる資格です。

 

盲導犬訓練士になりたいという人は多いのですが、
実際に全国で盲導犬訓練士として働いているのは数十人です。

 

ただ犬が好きというだけで、続けられる仕事ではなく、
3年間の研修期間を全て修了できるのは少数です。

盲導犬訓練士の仕事

盲導犬訓練士の仕事は、盲導犬として訓練する事、
そして、視覚障害者が盲導犬を連れて、
一般の道路を歩行することができるように
歩行訓練することの2つです。

 

犬を訓練することに重点を置いてしまいがちですが、
視覚障害者が実際に盲導犬をパートナーとして
安全に歩行するための訓練もとても重要です。

盲導犬訓練士の職場

盲導犬訓練士として働くことができる法人は、
国家公安委員会が指定した法人のみで、
全国に9法人しかありません。

 

盲導犬訓練士は、全国に9箇所ある育成団体に勤務します。

 

研修中も、給与、通勤手当、社会保険も適用になります。

 

初任給は、各協会によって差がありますが、
他の福祉職に比べると低いレベルで、
平均的な初任給が15万円ほどです。

盲導犬訓練士の将来性

盲導犬訓練士は、育成団体に入った当初から戦力として期待されますが、
挫折する人が多いです。

 

訓練士や育成センターの不足、他の福祉関連の仕事と比較した場合、
給与水準が低いという点は、今後改善される事を願うばかりです。

 

しかし、盲導犬訓練士になりたいと希望する人は多く、
社会のニーズも高まっている事から、
現在では育成カリキュラムの整備に力を入れるところも多くなっています。

盲導犬訓練士になるためには

盲導犬訓練士になるためには、盲導犬訓練施設に所属後、
3年間は研修生として、犬の訓練技術や犬に関する知識、
視覚障害者に関する知識や歩行技術、
盲導犬に関する知識と技術等を学びます。

 

その後、2年間、盲導犬訓練士としての業務を行い、
所属の協会の指導のもと、20頭伊集の犬の訓練と、
6例以上の歩行指導の経験実績をあげます。

 

このようにして、訓練技術、専門知識、経験事例が水準に達すると、
盲導犬歩行指導員として認定される事になります。

 

盲導犬訓練士は、ただ犬が好きというだけでは務まる仕事ではなく、
3年の研修期間を全て修了できるのも少ないという厳しい現状があります。

 

ですが、人気の高い仕事で、希望者も増えていることから、
盲導犬訓練士を養成するための学校が設立されるなどしています。

 

養成学校の募集人数は10名ほどで、
高校卒業程度の学力があること、年齢は30歳まで、
心身ともに健康であることなどが条件になっています。

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