介護福祉士など介護と福祉の資格

臨床心理士の資格について

1998年、「日本臨床心理士資格認定協会」が設立されました。

 

そして、心理職に資格が与えられるようになり、
現在は、2万人を超える臨床心理士が、
様々な現場で活躍しています。

 

臨床心理士は、個人のプライバシー保護に対する配慮を必要としますし、
福祉の充実だけでなく、社会的道義を守るための
「臨床心理士倫理網領」を遵守する義務を負っています。

 

さて、臨床心理士は、「スクールカウンセラー」として
馴染み深いですね。

 

一般的に、カウンセラーと呼ばれたり、
セラピストと呼ばれる心理職の中でも、
臨床心理士は、臨床心理学を学問的な基盤として、
心に問題を抱えた人を解決に導く心理学の専門家が、
「臨床心理士」です。

 

臨床心理士は、相手の個性を受け入れることができる寛容さや、
柔軟性、相手を客観的に観察する力や分析力を必要とします。

臨床心理士の仕事

臨床心理士の仕事は、面接・観察・心理テストを用いて、
その人の性格的特長を明らかにしたり、
どこに問題があるのかを探り、
どのような方法で問題解決のための援助を行うのかを
検討するなどします。

 

そして、精神分析や家族療法、夢分析、行動療法などの
臨床心理学的技法を駆使し、心の問題の改善を図っていきます。

 

心理的問題では、心の環境調整を図るために、
職場や学校、地域社会への働きかけをすることも必要です。

臨床心理士の職場

臨床心理士は、教育機関や福祉関連施設、
司法の現場などで活躍しています。

 

・教育機関 学校のスクールカウンセラー

 

・医療機関 精神科系

 

・福祉関連施設 婦人保護施設、母子施設、精神障害者生活訓練施設

 

・司法関係 鑑別所や刑務所などの司法・矯正にかかわる機関

 

・その他 一般企業など

 

臨床心理士は、公立の児童福祉施設などの福祉関連の施設では、
公務員として働きます。

 

病院の精神科に勤めた場合の初任給で、
18万円くらいのところが多いです。

臨床心理士の将来性

臨床心理士は、国家資格でもなく、新しい資格というイメージがあります。

 

心理関係の資格が少ないこともあって、
臨床心理士の資格を目指す人はたくさんいますが、
職場に限って言うと、公務員や病院勤務以外は、
スクールカウンセラーであっても非常勤で、身分が保証されるわけでもありません。

 

つまり「資格を持っていることが望ましい。」という程度で、
仕事に関しても未整備な部分が多いです。

 

しかし、近年は、いじめや不登校など、青少年に関わる問題、
うつ、自殺などの社会問題などに対し、
心理分野の専門家の知識や技術が期待されています。

臨床心理士の受験資格

臨床心理士になるためには、大学で、心理学を専攻し、
卒業後5年以上の実務経験を積む、
或いは大学院の修士課程で心理学を先行詞、
修了後に1〜2年以上実務経験を積み、
認定資格受験資格を得ます。

 

ただし、財団法人日本臨床心理士資格認定協会の
第一種指定大学院、専門職大学院を修了した場合は、
実務経験なしで受験することができます。

臨床心理士の試験内容

臨床心理士の試験は、筆記・論述・口述があります。

 

一次試験: 筆記試験

 

100題の設問(多肢選択法とマークシート方式)、
定められた次数の範囲内で論述する小論文が出題されます。

 

二次試験: 口述面接試験

 

多肢選択法(マークシート)による筆記試験の成績が
一定基準以上に達している人に対してのみ実施されます。

 

面接官は、2名です。

臨床心理士の試験データ(2010年)

受験申込み: 7〜9月ごろ

 

試験日: 筆記試験 10月ごろ
     口述面接試験 11月ごろ

 

合格発表: 12月下旬

 

試験会場: 東京

 

受験料: 30000円(登録料50000円)

 

 

財団法人日本臨床心理士資格認定協会

 

〒113-0033 東京都文京区本郷2−40−14 山崎ビル7階

 

URL: http://www.fjcbcp.or.jp/

スポンサード リンク