介護福祉士など介護と福祉の資格

健康運動指導士の資格について

わが国の平均寿命が延びていますが、
反面、動脈硬化や心臓病、高血圧などの生活習慣病や
成人病の患者さんは増えています。

 

その原因の一つとして、「運動不足」が挙げられています。

 

そこで、1988年から厚生労働省の認定事業として、
国民の健作りに寄与するために養成された指導者(コーチ)、
つまり「健康運動指導士」の活躍が期待されています。

 

また、予防介護に重点が置かれる方向にある日本社会では、
健康運動指導士の役割は、今後さらに重要視されていくはずです。

健康運動指導士の仕事

健康運動指導士は、動脈硬化や心臓病、高血圧などの生活習慣病や
成人病などを未然に防ぎ、健康を維持するために必要な
運動プログラムを作成し、指導する専門家です。

健康運動指導士の職場

健康運動指導士は、スポーツジムやフィットネスクラブ、医療機関、
介護老人保健施設・老人デイサービスセンターなどの
高齢者を対象とした施設などを職場としています。

 

 

健康運動指導士は、民間の運動施設や医療施設などに正社員として働く場合、
パートタイムで勤務する場合などがあります。

 

 

健康運動指導士の初任給は、働く施設によってもまちまちですが、
平均的な初任給は18万円から20万円ほど、
資格手当が支給される場合は、2万円くらいプラスになります。

健康運動指導士の将来性

平均寿命が延びたことによって、高齢化が進んでいます。

 

このような中、スポーツジムなどの運動施設や保健所、病院などにおいて、
病気予防や健康維持を目指す人たちの健康づくりをサポートする
健康運動指導士の役割は、とても大きいです。

 

そして、政府は、さらに健康運動指導士の数を増やそうとしています。

 

たとえば、厚生労働省認定の「健康・体力づくり事業財団」は、
2007年度から4年制体育系大学で、
健康運動指導士を養成する方針を決定しましたし、
健康運動指導士の養成カリキュラムや資格取得方法など、
大幅な見直しをおこなっています。

 

このような見直し、健康運動指導士の増員は、
体育系大学生の就職支援にもつながるでしょう。

健康運動指導士になるためには

健康運動指導士には、安全で効率的な運動プログラムを作成する能力が必要です。

 

また、それだけでなく、指導に必要な医学や運動生理学の基礎的な知識、
高齢者に適切なアドバイスができるようなコミュニケーション力、
さらに、相応の体力も必要です。

 

さて、健康運動指導士になるためには、
財団法人健康・体力づくり事業財団が開催する養成講習会を受講する、
健康指導運動指導士養成校の養成講座を修了する、
そして、双方とも健康運動指導士認定試験に合格した上で、
健康運動指導士台帳に登録される必要があります。

 

この講習会や養成校の認定、認定試験、登録は、
いずれも、財団法人健康・体力づくり事業団が開催しています。

 

講習は、東京、埼玉、福岡、大阪、仙台、愛知の
6都市で開催され、講習内容は、健康管理概論、運動生理学、生活習慣病予防、
運動負荷試験実習、健康づくり理論と実際などの合計96単位を履修することになっています。

 

そして、試験は、この内容に沿ったものが出題されます。

健康運動指導士の受験資格

健康運動指導士の受験資格は、以下のようになっています。

 

(1) 保健師または管理栄養士の資格を有している者。

 

(2) 教育学部体育学系を含む4年制体育系大学卒業者(卒業見込みを含む)。

 

(3) 看護師、理学療法士、作業療法士、または臨床検査技師の資格を
   有している者であり、4年制大学卒業者(卒業見込みを含む)、
   または、1年以上運動指導に従事した経験がある者。

 

(4) 栄養士、准看護師、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師または、
   柔道整復師の資格を有している者であって、4年制大学卒業者(卒業見込みを含む)、
   または、2年以上運動指導に従事した経験がある者。

 

(5) 体育系短期大学または体育系専修学校(2年制)卒業者であり、
   2年以上運動指導に従事した経験がある者。

 

(6) 4年制大学以外の4年制大学、または体育系専修学校(1年制)の卒業者であって、
   卒業後、3年以上運動指導に従事した経験がある者。

 

(7) 健康運動実践指導者の称号を有する者であって、
   称号取得後1年以上運動指導に従事した経験がある者。

 

(8) 上記(1)から(7)までと同等以上の能力を有すると認められる者。

健康運動指導士の問い合わせ先

・資格についての問い合わせ先

 

財団法人健康・体力づくり事業財団

 

〒105-0021 東京都港区東新橋2−6−10 大東京ビル7階

 

TEL 03-6430-9111

 

URL http://www.health-net.or.jp/

 

・講習会についての問い合わせ先

 

財団法人日本健康スポーツ連盟

 

〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町2-9-11 東酒類ビル5階

 

TEL 03-5256-1861

 

URL http://www.kenspo.or.jp

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